おかげさまで念願の介護福祉士国家試験合格できました。

丸4年かかって取得した国家資格なので、合格証書が手元に届いた時は感慨無量でしたし、正規職員採用試験の面接試験の際、試験官の役員に「介護福祉士取得ができなかったら退路を断つ」と

宣言したくらい、取得したい資格でした。

 以前勤務していた高齢者施設では利用者さんの家族には「国家資格を持ってないくせに何いいやがる」と言われたときは何もいえなかったくらいですし、現在、福祉施設の多くの求人採用条件に「要介護福祉士資格」とうたっているくらい需要が多いのも事実ですし、翌年にはケアマネージャー資格、その末には社会福祉士資格を取得していきます。

 その間、実は行政書士資格取得のための勉強をはじめます。

なぜなら、社会保険労務士資格がほしいからです。

 というのも、これからの日本は確実に高齢化を迎えてきており、「年金について相談したいのだが、社会保険事務所に行ってもいつも混雑しているは、障害者年金の担当者が1人しかいない」という現状を以前見たことがあり、以前から考えていた地域福祉に役立つのではと熟考した結果、そうなった次第です。

ところが私は高卒なので受験資格がない!

 たまたま近所に社会保険労務士と行政書士事務所を持つ元町内会長の方がいて相談したところ、「行政書士資格があれば学歴は関係ないぞ」といわれ、最後に「地域福祉に役立てたい」と話したら、「それはいいことだ。大いに頑張ってほしい。後押しするぞ」と激励までしてくれたのには正直心強かったです。


 施設だけの福祉では限界が近づいており、地域と密着した福祉がこれからの福祉を支える礎になると、この4年間、福祉職に就いて学んだ1つであります。


 私を支えてくださった読者の皆さま、地域の方々、身内、職場関係の方々には深く御礼申し上げます。

 ありがとうございました。


 これからも地域福祉を念頭に置いて活動させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。